三浦しをんさんはジャンルが広い作家さんですね。いったいどこが専門やら、私にはさっぱり分かりません。今回は林業がテーマ。テーマ設定も面白いです。
生まれも育ちも横浜の都会っ子が携帯もつながらないような田舎で林業をすることになるという話。都会育ちがこんなに簡単に田舎にとけ込めるというのは、ありえない気もするけれど。
その土地ならではの信仰などが書かれていて、普通に見える人たちが違う文化の流れにいるというのを感じる主人公。おもしろおかしく描かれているけれど、ほんとうはこういう世界が日本のあちこちに残っている気がする。
続きの作品があるのでまた読んでみたいです。
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