中でもオススメなのが、ロハ園芸。ロハスじゃなくてロハ、つまり、只(タダ)です。
普通は雑草と認識されているもの、もしくは認識すらされず自然に発生しているものを使って育てましょう、という究極にエコな園芸です。
私の場合、夏になると実家にシダを取りに行きます。
この鉢、気がついたら10年以上使ってた… |
写真のシダは初夏に植えて一夏を室内で越した後なので、細い葉がひょろひょろ生えて見栄えが悪くなっていますが、夏に結構高値で売られているシノブの代わりに充分になります。見ているととても涼しげで癒されます。実家では鉢植えに生えたりして邪魔者扱いされているシダがわが家では主役です。
続いて、庭に自然発生したコケを使った苔庭です。普段使いしている発掘品のなます皿と蕎麦猪口を使いました。細いヒビが入っていて、今まで使うのを躊躇していた器を選んで再利用しました。
煮物を入れる感じのお皿です |
なかなかステキでしょう?炭は炭焼が趣味という近所の人にもらった棒状のものをゲシゲシ力を加えて折りました。以前どこかの雑貨屋で備長炭を使った、炭と白砂の枯山水の飾りを見て「なるほど~」と思ったので参考にしました。さすが備長炭と思うほど炭が菊の花の形に模様になっていて美しかったのです。
炭ならば飾りだけでなく空気消臭の役割もあって一石二鳥ですよね。私のは小さな炭なので効果は分からないものの、炭が部屋の消臭をしてくれているだろうと期待しています。
苔は今日採ってきました。庭の片隅に生えているものを採取しただけです。田舎なので、あちこちにあります。今まで一年以上植えてきた苔が、室内で日光が足りないのか茶色に焼けてしまったので新しいものに植え替えました。緑が鮮やかになって美しく蘇りました!
ちなみに苔を採りすぎたので「全部乗せ」を目指したら炭を配置するスペースが少なくなりました。そこで、余った物で新たにひび割れ蕎麦猪口で手乗り苔庭を造りました。机に飾りやすいサイズです。
けっこう可愛くできた♪ 残り物には福か? |
最近苔玉以外にも苔を使った園芸作品がブームです。私は苔だけの園芸の本も読んでいて(マニアック)、「ホソバオキナゴケ」という苔に憧れているのですが(マニアック)、結構高い。(器に苔だけ植わっていても1000円以上します)
だからわが家の自家製苔でとりあえず満足しています。
苔にも日向好きと日陰好きがあったりして、部屋で育てていると生育に差が出ます。今回はこれまでの経験で日陰好きをなるべく集めましたが、あえて日向に生えているものも選んでみました。こんなことができるのもロハだからこそ。これからの生育が楽しみです。
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