しかし、わが家の時計たちはみんな一癖も二癖もある奴ばかり。
①SEIKOの掛け時計
実家の古い家の倉庫から発掘したもの。発掘当時電池が入れっぱなしだったので、電池ボックスが錆びて動きませんでした。時計屋で直してもらって4000円かかりました。
わが家には他にも振り子時計(すぐ振り子が止まる)やトランジスタ時計(メカニズム不明。がちゃがちゃいじっちゃった。)が残っているんだけど、これが4000円なら他のはいくらかかるの!
写真では分からないけれど、チョー分厚い。5センチくらいある。
そして電池が単一!今単一入れることってレアだよっ!だからチョー重い。
で、重すぎて単一電池がちょっとしたことでゴトゴト移動して時計が止まる(!)
最近は順調に動いているけれど、心の奥では信頼できない感じのする時計。でもさすがSEIKO、とても見やすいです。
①がいまいち信頼できないので、狭い居間なのに、念のためもう一つ時計があります。
②銀色の時計
最近のだからこちらは単三。でもこちらは気が早くて少しずつ早くなる。まあ、遅くなるよりはまし。
③レトロっぽい時計
和室にはこれ。
パタパタ数字が動くレトロ時計に見えるけれど、実は電波時計。だから起きるのに必要な和室にあります。本当は本物のパタパタ時計も奮発して買ってあるけれど、こいつは本当にびっくりするほど信頼できない感じなので、少し寝かせてあります(?)。時々出してきてコンセントつなげて「うまく動かないかなー」と実験しています。
④携帯用時計
洗面所にはこれ。
この子は手巻き式。だから2~3日に1回は巻かないといけないんだけれど、ずぼらな私は頻繁に忘れて止めてしまう。今も止まってます。でも、止まったり動いたり、なんだか生きているみたいだなーと思って、止まっている姿も愛おしく眺めています。変態っぽいですね。
ちゃーんとSEIKO製で、動いている時には正しく動いています。このタイプの時計は店によって値段の付け方がまちまちで、高くて手が出せなかったのですが、京都東寺の骨董市で1600円(か1800円)で手に入れました。ずっと欲しかったのでうれしいです。
携帯できる形なので旅行にも持って行こうと思って買ったのだけれど、手巻きなので案外カチコチ音がしてホテルだと耳障りに感じます。あと、盗まれたら悲しいな~とか思って連泊の時にカバンにしまわないといけないのが本末転倒で使いづらい。で、カバンに入れると旅行カバンの中からカチコチ音がして、なんだか
時限爆弾が入っているような不穏な空気。
うーん、ステキな旅行ライフのお供になるはずが予想通りにはいかない!
⑤水晶っぽい時計
台所にはこれ。
これは実家の新しい方の和室にあったものを持ってきました。特に好きというものではないけれど、実家の時計で古い物を探したらこれしかなかったの。台所には合いませんね。
とげとげしていて寒々しく重い。見るたびに、「火曜サスペンス劇場で被害者の頭に振りかぶりそう」と思っています。これによく似た灰皿とか、よく凶器になるよね。
この時計には申し訳ないけれど、もっと好きな時計が見つかったら、実家に帰ったときに(そっと)和室に出戻りさせそう。我が家族は物にあまり興味がないので、この子が戻ってきても気づかないかもしれません。
結局なんだかんだ言って、ケータイが一番役立つという結論か?
わが家の時計は、私の趣味です。
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