2014年9月16日火曜日

◆有田焼の化粧品ボトル

私はお皿などが好きで、中でも土っぽい陶器よりもガラス質の磁器の方が好きです。有田とか九谷とかですね。

九谷は金沢に行った時に心にヒットしてしまい、あれもこれも心に響いて財布のひもがゆるゆるになって困りました。

九谷の中でも吉田屋(だっけ)の黄色ベースのものが好きで、金沢の九谷焼の店で私が「これ、いい」と言ったものがみんな吉田屋のもので店の人がびっくりしていました。私はどれがどの窯のものか分からないのにね。


で、今回は有田。数年前に行ってきました。佐賀県立九州陶磁文化館に行き、そのミュージアムショップで見つけたのが、有田焼・文翔窯のものです。

ここの特徴は、よくあるお皿やカップではなく、普段使いの文房具や電気スイッチのプレートなどを作っているということです。

私は飾っておくだけの物にはあまり興味がなく、毎日使える物に質の良い物を使いたいと思っていたので、文翔さんの製品はどストライクでした。

博物館の人に教えてもらい、文翔さんのご自宅にまでおじゃまして買ってきた化粧品ボトルです。



赤い花の方に化粧水、左の青い方に乳液を入れています。使い勝手に非常にこだわって作っていらっしゃるそうで、ボトルの曲線がしっくりと手になじみます。
毎日、これに触れるときは心がウキウキします。ぽん、と置いておいても様になる姿も愛しいです。

将来、うまくいったら小さな古い鏡台を買いたいと思っていますが、そこにもこの二つはしっくりとなじんでくれるでしょう。


ちなみにホッチキスも買いました。


小引き出しの左端にあります。こちらも使うときにウキウキします。

他にも電気のスイッチやドアノブなども売ってます。「もし家を買ったらその時は、むふふ」と野望をかき立てられる製品です。



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