次に紹介するものはひいおばあさんの下駄箱です。これは古い家の中ではなく、倉庫の一番奥から「発掘」されました。だから軽く50年くらいは使われていないかもしれません。
「発掘」当時は毎回のことですが、とってもとっても汚くて、上の引き戸の所に変な巣?みたいのくっついてるし、最悪でした。材質は分かりません。これは削ってもきれいになる気がしないので、水拭きしておきました。染みみたいのを本気で直そうとしたらペンキで塗るしかないです。
これは本当の意味で「下駄箱」で、下駄を入れるので一段一段が今の靴の高さよりも低いです。中からはひいおばあちゃんの履いた木製の下駄がたくさん出てきました。小さいおばあちゃん(今も元気な祖母)曰く、「前の前の家の時、ひいおばあさんが自分の部屋近くに置いていたもの」だそうです。
できれば私も下駄箱として使いたいのですが、今の部屋は玄関に作り付けの下駄箱がある上に、この横幅がちょっとだけ長くて玄関に置けません。右の傘立て部分?をのこぎりで切れば入るようになりますが、そこまでの決心はつかず。現在はリビングに置いて傘立て部分がズボンを入れるのに重宝しているので、しばらくこのままでしょう。ちなみに傘立て部分にも本来は扉があったようです。
下部分の戸は下から上に、手前に開きます。取っ手は蝶々柄。この取っ手に手が入れられるようになるためには、掃除が大変でした。(詳細省略)
現在は上の引き戸に茶器など。下の下駄箱部分は中をしっかり拭いて紙物や本などをまとめています。古い物らしく省スペースで、奥行きがあまりないので気に入っています。