2015年1月30日金曜日

◆高橋こうじ『日本の大和言葉を美しく話す』



新刊の本屋で見たら、売り上げランキングに入っていたこの本。「語らい」「もてなし」などのテーマに沿った美しい日本語が紹介されています。

しかし、私は読んでいるうちにうつらうつら寝てしまった…。

まず説明が単調で面白くない。そして選ばれた言葉が古風すぎて実用的でない。

いくら私がレトロ好きでも、こんな言葉話していたら周りに引かれるって、という感じ。

「この言葉すてき、どこかで使ってみよっと(ハート)」というレベルではない。

「デート」を「逢瀬」って、明治か大正かい!


『死語辞典』や、『明治の美しいことば』でなく、平成の今に実際に使わせようとするコンセプトがどうも無理では?

この著者については調べていませんが、本に書いてあるプロフィールを見るとドラマや演劇のライターなのだそうです。実際に美しい大和言葉を話している人なのでしょうか?

☆☆☆☆☆


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